上海からの帰国フライトがキャンセルになった話 #84
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上海から福岡への帰国便がキャンセルになった。初の体験だったので記録しておく。
搭乗予定だったのは中国東方航空の18時の便。16時からチェックイン待ちで並んでいたところ、アナウンスが入りキャンセルを告げられる。飛びません、と。
突然のことで一瞬パニックになったが、中国語が堪能な同僚もいるためとりあえず落ち着く。しかし来週は国慶節なので、明日以降の便はほぼ満席が予想され、当分帰れないのではという不安が頭をよぎった。
岡山でも鹿児島でも大阪でもいいから、とりあえず日本行きに乗せてくれよホント…と言いたかったよ。
空港職員の話では、ホテルを準備する、明日の朝に臨時便を出す、だからちょっと待て、とのこと。とりあえず一安心。
接続の状況を調べて原因を予測すると、今回乗る予定だった便は香港から上海にきて、それから上海から福岡に飛ぶ予定だった。しかし香港付近に台風が接近している影響でその便が飛ばなくなったため、結果的に自分が乗る予定だった便も飛ばなくなった、のだろう。
カウンターに詰め寄る人たちは大きく分けて2種類。日本人と中国人。日本人の質問の内容は、日本行きの変更の便はどうなるか、既に預けた荷物はどうなるかがおもなところ。中国人の質問の内容は、帰りの便の変更について。一日分、旅行のスケジュールがずれるから帰りも一日ずらさなければ、といったところか。想像だけど。
一時間ほど待つとホテル行きのバスが出ると連絡があった。上海浦東空港から南の方へ走ること30分以上、ホテルに到着。チェックインも混雑が予想されるため急いだが、早くも長蛇の列。さすがに疲れのピークもあり、ここで割り込まれると流石に頭にくるものだ。
部屋のキーを受け取り、そのまま食堂へ。準備された食事は、職場の工場で出されるものと同等のレベルで、これがホテルの食事かと同僚そろって驚愕。
準備された臨時便は朝8時出発。ということは6時に空港着の必要があり、ホテルを出発するバスは5時。なので4時半にモーニングコールを行うとのこと。
やれやれ、眠たいぞ。
結果的には無事帰国、そのまま出社とあいなった。
ただ、今後もこのようなことが起きた場合に自分一人で対処できるかという不安が生まれ、語学習得の必要性を強く感じた。
…が、日本に帰ったらそういう気も薄れていくんだよな…