日本三大よさこい祭り について調べてみた $133B
こんにちは、じっぺた(@Jippeta)です。
ぼくの地元にちょっと有名な稲荷神社がありまして、そこの看板に ”日本三大稲荷神社” と書いてあるんですね。よくある ”日本の三大〇〇” という表現ですね。そういえば、よさこい はどうなんだろ?と思って調べたのがこの記事です。日本三大よさこい祭りとは?どのお祭りのことなんだろう?
目次:
▶日本三大よさこい祭りとは
結論、日本三大よさこい祭りはこの3つのお祭りを指します。
① よさこい祭り(高知)
② YOSAKOIソーラン祭り(北海道・札幌)
③ にっぽんど真ん中祭り(愛知・名古屋)
③ YOSAKOIさせぼ祭り(長崎・佐世保)
…3つじゃないんかい(^^:
つまり、高知・北海道は固定で、どまつりかさせぼが三つ目となるらしいです。
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▶異説 みちのくYOSAKOI
みちのくYOSAKOIまつり(宮城・仙台)のWikiにおいては、仙台市は 高知・名古屋と並び、よさこい三大祭りのひとつ と称しているが、どまつりの規模が拡大したため、『東北を代表とするよさこい祭り』と称するのが妥当 とあります。
これは記事が書かれた時期の各祭りの規模で変化するということなんでしょう。
つまり高知・北海道は固定で、どまつりかみちのくが三つ目となるが、東北を代表とするという表現が妥当、とのことらしいです。
▶個人的には
ベースとなった 高知のよさこい祭り を他のイベントと同列に扱うのは違和感を感じるので、派生したものだけを集めて 三大YOSAKOIまつり という表現にするなら、どまつり・させぼ・みちのく、になるのでしょうか。でも、どまつりは鳴子を持たなくてもOKを打ち出したのでYOSAKOIの枠に含めるのも違う気がする…難しいですね(^^:
いまや、よさこいから派生したYOSAKOI他すべて含め『よさこい』と称するならば、上記の 高知よさこい・YOSAKOIソーラン・どまつり が相応しいのかもしれません。九州出身としては YOSAKOIさせぼ が3つめでもいいと思いますが。
踊り子にとってはこういう細かい話はどうでもいいと思いますが。根っこには商店街の振興=商売繁盛があるので、どれだけ人が集まるかというのは、大事なポイントかも知れませんね。
▶各祭り発祥時期の概略
・よさこい祭り は 不況に落ち込む商店街の振興のため昭和29年(1954年)に高知市で始まったもの
・北海道の YOSAKOIソーラン祭り は 高知よさこい祭り に影響を受けた当時の学生が始めたもの(1992年)
・にっぽんど真ん中まつり は YOSAKOIソーラン祭りに影響を受けた学生が始めたもの(1999年)
・YOSAKOIさせぼ祭り は 商店街活性化のために商工会がYOSAKOIソーラン祭りを参考にして始めたもの(1998年)
・みちのくYOSAKOIまつり は 学生が高知よさこい祭りに影響を受けて仙台で始めたもの(1998年)
・スーパーよさこい(原宿表参道元気祭り) は 原宿の地元商店街が高知よさこいの伝統を守りつつ明治神宮奉納祭りとして始めたもの(2001年)
▶よさこい→YOSAKOI→どまつりの伝搬図
▶参考記事 よさこい(YOSAKOI)が全国で踊られるのは何で?
▶YOSAKOIというローマ字表記の理由
以下の三つの理由により 「よさこいソーラン」 から 「YOSAKOIソーラン」 へ表記を改めたそうです。(第2回目の開催から)
・より国際性をもたせるため
・ルーツであるよさこい鳴子踊りとは違うよさこいをするため
・「よさこい」と「ソーラン」という二方向の文化が「YOSAKOIソーラン」となることで、何か新しことを結び付けやすい容器になるのではないかという期待
▶参考書籍:
YOSAKOIソーラン祭り―街づくりNPOの経営学 (岩波アクティブ新書)
- 作者: 坪井善明,長谷川岳
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/06/05
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